コレステロールを下げよう
血中のコレステロールの最適値は、180〜200mg/dlです。コレステロール値が高すぎると、心臓そのものへ動脈(冠状動脈)が硬化しやすく、血液が通りにくくなって狭心症や心筋梗塞などを起こしやすくなります。 近頃、中年期以降の3〜4人に1人は高コレステロール血症だといわれています。生活習慣を改善し、コレステロールを最適値に維持しましょう。
血中のコレステロール値の80%は肝臓でつくられます。
コレステロールを効果的に下げるには、コレステロールを多く含む食品を減らすことよりも、「コレステロールの合成を増やす食品を減らす」また、「コレステロールを合成させにくい食品を増やす」ことが重要です。
コレステロール低下のカギは、飽和脂肪をへらすことです。
同じ脂肪でも、「飽和脂肪」を多く摂取するとコレステロールがたくさん合成され、「不飽和脂肪」をとるとコレステロールが合成が減ります。飽和脂肪と不飽和脂肪のバランスが崩れた食事をしていると、血中のコレステロールが上昇するのです。また、運動したり食物繊維を食べても、コレステロールの合成は減ります。
コレステロールを下げる食事の取り方のコツ。
朝食を和食にする。
バターやベーコン、卵を定期的にとらないようにしましょう。洋食の場合は、低脂肪のハムや、高リノール酸入りのマーガリンを使えば、飽和脂肪の摂取を抑えることができます。
肉、卵を控え、魚、大豆製品を毎日1品はとる。
肉類を食べるときは、脂肪の少ない肉(牛豚のもも肉、皮なし鶏肉など)を選びましょう。魚の脂身はコレステロール値を下げるだけでなく、中性脂肪を下げたり、動脈硬化予防にもよい働きがあります。従来は控えていた方がよいといわれていたイカ、魚卵、貝類などもバランスよく食べれば問題ありません。大豆や大豆製品は、飽和脂肪の少ない良質タンパク食品です。豆腐や油揚げなど、いろいろな形でとりましょう。
乳製品は低脂肪食品をとる。
乳製品はカルシウムやタンパク質のよい摂取源ですから、定期的にとりましょう。しかし高脂肪乳製品をうまく避けてください。
野菜、海藻を毎食食べる。
菓子パン、洋菓子、スナック菓子より、和菓子を食べる。
香川井下病院 栄養管理課
